イタリアの父の日(3/19)に食べる「シーズン限定のおいしいドルチェ♪」
「ビニェ・ディ・サン・ジュゼッペ」を紹介します。
「ビニェ・ディ・サン・ジュゼッペ」(Bignè di San Giuseppe)って、どんなお菓子?!
「油で揚げたシュークリーム」です。
イタリアのシュークリームには
生地をオーブンで焼いた「オーブン焼き」(Bignè al forno)と、
生地を油で揚げた「油揚げ」(Bignè fritto)の2種類があり
その中の「油で揚げたもの」が父の日に食べる「ビニェ・ディ・サン・ジュゼッペ」になるから、間違えないようにね!
「ビニェ・ディ・サン・ジュゼッペ」の意味は?
ビニェはフランス語で「シュー・クリーム」。
サン・ジュゼッペは「キリストの父(義父ヨセフ(聖人ヨセフ)」のことで
3/19はね、キリストの父ヨセフを記念する日になり、イタリアでは「父の日」といった意味合いになるのです。
「中身のバリエーション」は?!
ローマで1番ポピュラーなのが「カスタード・クリーム」入り。
ほかに「チョコレート・クリーム」や
「リコッタ・チーズクリーム」などバリエーションがあります。
とね、クリームに何を選ぶかによりけりだけど
父の日のビニェである「油揚げ」のほうは、はっきり言って重い!
なのでどんなに美味しく甘さ控えめでも、一度にたくさんは食べれるものではないわね。
一方「オーブン焼き」は、さっぱり!で、私は1度に2、3個はいけます(笑)
「ビニェ・ディ・サン・ジュゼッペ」は、いつまで食べれるの?
ちょうどカーニバルがはじまる
「2018年は2月上旬ころから、父の日の当日3/19(父の日)まで」
パスティッチェリア(お菓子屋さん)で売られます。
【 ベンチヴェンガKasumi♪ROMAの 「ビニェ」まめ知識♪ 】
父の日が終わるとお菓子屋さんの店頭から、その姿をすっかりと消してしまう
「ビニェ・ディ・サン・ジュゼッペ」ですが、
これと同じ「揚げシュークリーム」が「Bignè fritti」(ビニェ・フリッティ)という名前で売られているのでね(笑)
父の日のシーズン以外にイタリア・ローマにやってきたひとで、食べてみたいひとは、ぜひ!
と、普通のビニェ(オーブン焼き)のほうは、「1年中楽しめる」よ!
【 ベンチヴェンガKasumi♪ROMAの 「父の日のお菓子・ビニェ」これが!オススメ~♪ 】
Kasumiさんの、オススメを教えて!
私のオススメはねー
「リコッタ・チーズクリーム入り」(BIGNE' DI SAN GIUSEPPE CON CREMA DI RICOTTA)だなぁー
もう大好物なのです。
【羊のミルクを使った「リコッタ・チーズ」は、ローマの名産品!】なだけに
「ローマ地方の伝統的菓子だなんだ!」と、(上の写真の)リコッタ入りビニェを売っている
パスティッチェリアのおじさんが、胸を張って言ってました(笑)
ローマ市内では以前より置く店が増えてはきたけれど
一般的な「カスタードクリーム」のものより見ることが少ない、ちょいと珍しいもの。
美味しいお店のものだと父の日当日ともなれば、遅くても午前中にお取り置きをしておかないと
あっ!という間に売り切れてなくなちゃうんだよー(笑)
日本のリコッタチーズは、牛のミルクのことがほとんどだから
イタリアの中でも「羊ミルクを使ったリコッタチーズクリーム」が味わえる
羊のチーズの名産地、ローマ❤で、ぜひ!食べてってくださいね!
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