「犯罪中にちょっかいを出し、逆に恨まれ大けがをさせられた」といった、イタリアで実際に起こった2つの事例とともに、力が強く体の大きな男性ではなく、体も華奢で力もい女性である私自身がローマで注意をしていることを紹介します。
事件その1
2年前の3月ごろ。ローマのメトロA線の車両内で、日本人観光客にスリを働こうとしていたジプシー(数人)に気がついた若い南米人女性が観光客にスリをされそうになっていることを叫んで知らせたことが逆恨みされ腹部を蹴られ病院に運ばれた事件。
蹴られた女性は、「腹腔内出血の怪我」を負わされました。
事件その2
1年前の秋のこと。犯人はいつも犯罪を起こしているこういったスリ集団ではなく、(ローマ出身ではない)イタリア人の若者数人だったんですけれどね。
お昼過ぎのメトロB線の車両内でタバコを吸っていた若者を注意した、イタリア人の成人男性に若者が逆切れ、同車両内で殴る蹴るの暴行を加え男性は確か、「一時意識不明」になったんじゃなかったかな。
このとき男性をかばったのは一緒に乗っていた母親1人だけで、まばらながらも車内にいた人たちは「誰一人として助けてはくれなかった」そんな母親の証言が、後日新聞に載りました。
「周りの人がだれも助けてくれない!」というのが現実
「誰も助けてくれなかった」とはいっても。
腹内出血を起こすほど強く蹴られるとか、一時にせよ意識不明になるくらいの暴行を加えられる、となってくると見てみぬふりというか「助けたくても助けられない!」ていうのが実際のところですよね。特に私やあなたのような女性にそんな暴力を阻止する力はありません。
なんといっても、我ら一般市民は逆上し襲いかかっててきた人に対抗できるような技や防護できるような物を持っていないだけに注意は愚か教えるのもはっきり言って、こんな感じになってくると命がけ。これでは怖くて助けるどころではない。というのが実際のところ。
もちろん誰かが助けてくれることも多いでしょう。が、また今回の2つの事例のように誰も助けてくれない!というか、助けたくても怖くて助けることができない!ということがあるんだ、という現実をしっかり知り対策を取る必要があります。
ただ「イタリアの犯罪はスリなどの軽犯罪」がほとんどなので、防犯のためのスリ対策グッズで防げることも多いだけに、被害に遭いたくない!被害に遭う確率をできるだけ下げたい!のであれば、しっかり対策をすることが賢明です。
「2つの事例はイタリアに限ったことではない」、が
とはいえ、この手の逆恨みによる犯行は、ローマ・イタリアに限ったことではなく
例えば日本だと、赤信号で渡っているのを注意して殴られた事件などと似通った
世界中のどこででも起こっているであろう事例だと思い。それだけに、ローマでも今にはじまった事件ではありません。
ただ、私が個人的に気になっているのが近頃のこういった集団etc.の「強気な行動」といった部分です。
例えば、我が家では数年前の私に続きいて、去年の冬は今度は我が家の地元ローマ生まれでガタイが大きなイタリア人夫までもが「液体をかけられた!」といった、事件がありました。
あの事件の内容(集団スリグループの犯行)からして、ま、これはね。ただの私の想像に過ぎないのだけど、何か大きな組織がすぐ後ろに控えているんじゃないか?!(そうだといわれたことがある)そんなことをも思わせる、以前にはなかったようなやたらと強気な行動だと思えるだけに、とても怖い感じがしてます。
今もスリを「威嚇」するなどの行為は適切な対応なのか?
その昔は、近寄ってきたスリ集団のひとりに「睨み利かせ威嚇する」作戦!で追い払っていた、私だけれど。(いや昔は(今もそうしているひとって、多いと思うんですが)それで追い払うのが一般的であり、近年にはいるまでこちら側が危害を加えられるなんてことも聞いた事がなかったからね)
が、
が、
もうずいぶんと前からのことなんですが、こりゃ、ちょっと威嚇をするのはやめた方が無難だな、と思うことあり、威嚇(睨み利かせ作戦)を、私はピタッ!と止め。今は一切せずにその場から足早に遠ざかっています。
なぜなら、現在ローマで犯罪に関わっている未成年スリの少女集団の中にはとても気が強い系の女の子がいるからです。この女性が先に紹介した事例1で日本人観光客に観光客を助けようとして若い南米人女性の腹部を蹴ったのかどうかはわからないですけれどね。とりあえず女性のあなたは注意をするほうがいいと、私は思います。
大切なのは「日々変化する犯罪」に対応した防御策をとること。
ローマ・イタリアのスリ集団(男女共に)etc.の行動・犯罪は、こんな感じで素人の私が見ても日々刻々と変化しているだけに、今までのスリ集団などなどへの対処も見直し現在の彼らの行動や犯行に合った対処に変えないと、逆に危ない目に合うかも。なんてことを思い感じている今日このごろです。
とりあえず、毎回犯罪を繰り返しているジプシー未成年少女集団のメンバーや危なそうな人etc.に余計なちょっかいを出したり、必要以上に(必要もないのに)はむかうような行動は控え、彼らが近くにいることに気づいたら(ま、そばにいてもなかなか気づかないから、彼らはスリのプロなのだけれどね!)近づかずさりげに遠くに離れ、「関わらないようにする」というのが現時点では1番無難なんじゃないかと、私は思います。
とりあえず、毎回犯罪を繰り返しているジプシー未成年少女集団のメンバーや危なそうな人etc.に余計なちょっかいを出したり、必要以上に(必要もないのに)はむかうような行動は控え、彼らが近くにいることに気づいたら(ま、そばにいてもなかなか気づかないから、彼らはスリのプロなのだけれどね!)近づかずさりげに遠くに離れ、「関わらないようにする」というのが現時点では1番無難なんじゃないかと、私は思います。
特に女性はか弱く思われ(実際、未成年スリ集団の女性より断然弱い)なめられるので、男性が威嚇をして追い払えたとしても果たして女性のあなたは。。。と、思うわけです。なぜなら実際に私とイタリア人夫が同様なことをしても相手の態度がみるからに違うので。
とはいえ、治安の悪いローマといわれはするも
「今回紹介した2つの事例はさすがに頻繁にあることはない!」ので、怖がることではないです。
ただこういった、最新の事例を知ってもらい、我が家だけではなくあなたの防犯にも役立てばと思って書きました。
【悲報】そして、我が家が最近遭った被害といえば、去年2018年冬地元ローマにて。生まれも育ちもローマの我がイタリア人夫がスキミング被害に遭った。
突然、買い物がされ急いでお財布のカードをチェックするも、お財布の中にカードはあり盗まれてなかったんです!実は我が家、スキミング対策をしてなかったんです。
あなたも被害に遭うことのないようにスキミンググッズなどを使って対策をし十二分に注意をするようにしてくださいね!
🔸防犯🔸首下げパスポート・カードケース(スキミング防止)
※ポイント※
・パスポートを持ち歩くときにはウエストポーチよりも、Tシャツなど服の下に隠せる首下げ式のほうが断然安全性は高くなってきます。
また「パスポートケース」と「ウエストポーチ」の両方持ちパスポートを持ち歩かないときにはウエストポーチだけにするなど、2つを使うとより便利で安心でしょう。
🔸防犯🔸ウエストポーチ(スキミング防止)
街中歩きの定番で便利なのがウエストポーチです。
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