イタリアには「感染症や伝染病を媒介することがある「ヒトスジシマカ」や「マダニ」がいるので、注意が必要です。
日本で生活していたころから蚊に刺されまくり、イタリアに住んでもなお無対策だとやはり刺されまくってしまう。。。そんなイタリア在住10年+の私、ベンチヴェンガ Kasumi ROMAが現地「イタリアで実践し
ている、有効な蚊対策!」を紹介します。
特に私のように蚊に刺されまくって困り果ててしまうような、あなたの参考になるといいな。
- 「イタリアと蚊」
- 蚊の対策1(対策をしたい場所)
- 蚊の対策2(イタリアで買える、蚊よけ)
- 🔸「イタリアの虫よけって、実際のところ、どうよ???」
- 日本から持って行く!「おすすめ!日本の虫よけ」
- こっちも注意!「マダニ」は、イタリアにもいる!
- 虫刺されのあと「かゆみ止め」も忘れずにね!
「イタリアと蚊」
イタリアにも蚊がいるの?
ほぼ、全土にいます!
日本同様南北に長い国土を持つイタリア、イタリア北部の一部では真夏でもほぼ蚊を見かけない地域があるもののイタリアの人気観光都市を含むイタリアのぼぼ全土にいると思っておいたほうがいいです。
蚊はイタリア観光5大都市(ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィア、ナポリ)にもいます。水の都ヴェネツィアをはじめ、特にミラノ近郊のポー河流域は水田地帯になっておりこの辺りは、特に蚊が多い場所になってきます。
蚊に刺される時期は?(蚊が姿を現しはじめる時期)
「5月ごろから10月くらい」までです。
※ポイント※
私の大体の目安では「半そでになりたい暑さだな」と思う気温が25℃前後になるころになると姿を現し、10月やそれ以降でも25℃くらいの気温になると出てくるといった感じで覚えておくといいよ。
とはいえ、その年の天候などによって姿を現す時期に多少のずれがあります。
「秋」に、蚊はいる?
いまーす!
なんと!2020年11月16日の夕方のリビングにて!
「ヒトスジシマカ」発見、は~、しぶとい
上でも書いたんですけどね、特に気温が高い日(25℃以上)また日本で蚊に刺されやすいひとは注意をするといいよ!
ちなみに蚊に刺された日の最高最低気温は21℃/12℃で、室内は場所によってなのだけれど、20℃~25℃くらいといった感じでした。
刺されるとな厄介「ヒトスジシマカ」に、注意!
イタリアには大きくわけると、刺されても少しのかゆみでおさまる「普通の蚊」と、感染症を媒介することもある「ヒトスジシマカ」(上の絵の感じ)がいます。
※注意※刺されると厄介な蚊「ヒトスジシマカ」
体長は5mm以下のとても小さな蚊で、イタリア語で「ザンザーラ・ティグレ(Zanzara tigre)」と呼ばれ、体に白と黒の線がある、俗にいうヤブカです。
※実物は上の写真です。体調3mm弱と、とても小さいことがわかるかな。
これだけ体が小さいので、薄暗かったりするとよく見えず刺されてしまうんですよねー、いやはや。
春や夏など蚊に刺される季節や時期によって、かゆさに違いはある?
ないです。
刺されると腫れるの?
ひとによってです。🔸イタリアで発生「チクングニア熱」に、注意!🔸
「チクングニア熱」 潜伏期後、患者の大多数は急性熱性疾患の症状を呈する。発熱と関節痛は必発であり、発疹は8割程度に認められる。 「チクングニア熱について - 厚生労働省」から一部引用。
小児や特に新生児になると嘔吐や下痢、脳髄膜炎などを生じることがある、とのことです。また日本において「チクングニア熱」は、数年前に日本でも報告されたデング熱をはじめマラリア、ジカウイルス感染症とともに感染症法に基づく分類の中の「四類感染症」のひとつに数えられています。
※参照サイト※
「ローマでチクングニア熱の症例相次ぐ、防蚊対策実施へ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News」
※追記※💗Kasumiの最新注意情報💗
今年2019年5月だったか、ローマではなく隣のラティーナ県で「チクングニア熱」の発症が報告されました。昨今の夏の暑さを考えればアフリカ並みの暑さになってきており、伝染病を媒介する「ヒトスジシマカ」関連の病気に注意が必要になってきているのでしょう。
蚊の対策1(対策をしたい場所)
蚊が姿を現す時間帯・場所
日本同様イタリアでも「夕方くらいから姿を現す」ことが多く、刺されやすくなります。ただ私は蚊に刺されやすいからか真相は不明ですが、「ヒトスジシマカ」には昼間から刺されることがあります。
屋外での蚊の対策
「体に塗ったりスプレーする虫よけ 」を使って対策をしています。
使う場所は、真夏の夕方からの町中観光、飲食店(店内・屋外)での食事、草原、ハイキング(野原・平原・高原(マダニ対策))、ヴァカンス地(海・丘など)です。
私の場合
「避暑地やバカンス地」では、避暑をするローマ近郊の海ではよく蚊に刺されますが、近年の夏のヴァカンスで行くドロミテ山塊とはいってもとても広い地域に分布しているのですべてがそうとは言い切れないのですが、我が家が行く場所でほとんど蚊を見ることがなく今のところ刺されたこともありません。
ホテルの部屋など室内での蚊の対策
ホテルなどの室内では火を使わない「電子式」の虫よけを使って対策をしています。
ホテルによっては部屋に蚊よけがあるところとないところがあります。
事前にホテルに確認してみてもよいでしょう。
またイタリアでは網戸をつけることが少なく、真夏でもエアコンを入れず窓を開け放すことが多いので一般家庭の室内で刺されることはいつものことです。
ホテル内にも虫はいる?
それなりに星の数があるホテルでは見ないな。
ただ、蚊やハエが多い気温や季節に窓を開け放しにしておくと、入ってきちゃいます。
緑の多い田舎になってくると、蟻や蜂、蛾、カメムシなんかも入ってくるよ。
ホテルで網戸をつけてるところは見かけないので、虫嫌いなあなた注意しましょう。
蚊の対策2(イタリアで買える、蚊よけ)
日本同様
「ホテルなど室内や庭などで使う虫よけ 」
「直接体に塗ったりスプレーする虫よけ 」
「虫除けラケット」
などが売られていて、スーパーマーケットや日用雑貨店などで誰もが簡単に買うことができます。
「ホテルなど室内で使うのに適した虫よけ」
火を使わない「電子式」
火を使わないタイプは火の消し忘れの心配がなく安心して使えるのが特徴です。
※我が家の場合※
我が家では「電子式」のVAPE(イタリア読み:ヴァーペ)のリキッドタイプを使っており、部屋を吹き抜ける風向きの関係か、使っていてもまれに蚊に刺されることもありますが満足できています。
またイタリア国内のヴァカンス地(蚊のいる場所)行くときには必ず持ってでかけています。
「電源のない屋外で使われることが多い虫よけ」
イタリアでも渦巻きタイプの「蚊取り線香」や「ロウソク」タイプなどがあります。
※注意※
火の取り扱いには十二分な注意が必要になってきます。
「直接体に塗ったりスプレーする虫除け」
塗るタイプからスプレータイプまでいろいろと売られています。
🔸「イタリアの虫よけって、実際のところ、どうよ???」
なぜなら、現地イタリアで以前あれこれ買って使ったり周り人たちにこれいいよ!とすすめられ使わせてもらいもしましたが、どれもこれも「使った先からすぐに刺されてしまう」といったことが多々あり、日本人の私からすると今ひとつで満足できなかったからです。日本から持って行く!「おすすめ!日本の虫よけ」
🔶「虫除けリング」タイプの虫除け🔶
🔶「直接体に塗ったりスプレーする」タイプの虫除け🔶
実際現地イタリアで使って蚊にほぼ刺されることがなかったのが、「直接体に塗ったりスプレーする虫除け」下の虫よけスプレーの大小2つになります。
こっちも注意!「マダニ」は、イタリアにもいる!
〇日本でも「マダニが媒介する感染症」での死者の報告が多く聞かれるようになってきていますよね。
イタリアでも、十分注意するようにしましょう!
茨城県土浦市で今月、73歳の男性がマダニが媒介する感染症にかかり、その後死亡していたことが分かりました。茨城県内でマダニが媒介する感染症で死者が出たのは初めてで、県は山林や草むらに入る場合十分に注意するよう呼びかけています。 https://t.co/lxHg3Os6wv
家やホテルに置いて外出前にシュッとして出かけるときに使っています。
たっぷり入っているので大勢で使うことがでて便利です。
「小さなサイズ」
携帯用としてバッグに入れ外出先で使うのに便利!
ヴァカンス地の山でトレッキングをするときはリュックに入れていきます。
※肌が弱めの私の対策※
私は一般的な日本人に比べても肌が弱めで化粧品かぶれなどを起こすことがよくあります。
そのためイタリアに限らずはじめて買う虫よけが肌に合うかどうかをいつも気にかけています。
例えば化粧品なら、買う前に店に置かれているサンプルで試すことができますが、虫よけの場合は基本的にサンプルが置かれておらず、まず試すことができないです。
「肌が弱いひと・薬剤を直接肌につけることに抵抗があるひと」
子どもから大人まで使えるタイプ。
「私のように肌に合うかどうかが気になったり心配な場合は
普段から自分が使っている虫よけを持っていくといい」ですよ!
「部屋にスプレーするタイプ」の虫除け
友人・知人が使ってよかったという虫よけは、こちら!
1度スプレーするだけで薬剤が部屋に広がり、12時間蚊を駆除(ハエは4時間駆除)するというもの。とても良いそうです。
※ポイント※
・ 1回のスプレーで必要量の薬剤が噴射されるため、使用後も置いておく必要なしで場所を取らない。
・1本でいつでもどこでも家中に使える。
・電気も電池も火も使わないので、お子様のいるご家庭でも使える。
・低刺激。無香料。1日1回使用/200日分。など、とのことです。
※高圧ガス:LPガスを使用した可燃性の製品ということなので、機内持ち込みはできますが機内預け入れはできないなど、注意がありますよね。
詳しくは、「国土交通省航空局「航空機への危険物の持込みについて」」で、チェックするようにしてくださいね。
虫刺されのあと「かゆみ止め」も忘れずにね!
液体ムヒアルファEX
刺されると、とーっても痒い!「ヒトスジシマカ」のかゆみ対策なら、コレ!
※ポイント※
・効き目にこだわった処方
(蚊はもちろん、ダニ・ノミ・毛虫・ムカデ・クラゲなどによる虫さされ・かゆみにも効果を発揮)
フェミニーナ軟膏
「虫さされ」だけではなく、じんましん、あせも、しもやけ、そしてデリケートゾーンにも使うなら、これ1本あると便利!
🔶あなたが実際に行く!町から発信されている情報を収集しよう!
このブログは現在イタリア、ローマ市に住んでいる「在ローマのKasumi♪」が書いて、頻繁に更新しているので、また遊びにきてくださいね💖
長引く「コロナ禍」とローマ、イタリアの現状。
イタリア、ローマの街中はコロナ前とは大きく変わっています。
例えば、お馴染みのレストランやショップがつぶれてしまっていたり、別の場所に移転していたり。といった現状があり、この先もまだまだそういったことが続くと予想され、治安もまたしかり。
現地から発信される情報をしっかりチェックし収集することが、より重要で大切になってきます。
「次の旅行は、イタリア!」「ローマに行くよ!」「決めているよ!」そんな女子で、
「はじめての海外旅行がイタリア、ローマ」
「旅行から、数年のブランクがある」というあなたは。
現地ローマから私、Kasumi♪が発信する生現地情報を楽しみながら、「現地イタリア、ローマで実際に役立つ!使える旅情報をチェック!収集」していってくださいね♪
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